私、最近夜も眠れない程、気になっているのが、【メタバース】。
何となくは分かっているんですよ。
【仮想空間】やら【VR】やら聞いた事はあるんですよ。
でも、実際は今の所、私には縁の無い代物です。
しかし、新し物好きの私は、気になってしょうがない!
そこで、【メタバース】について色々調べてみたので、記録に残しておきます。
私、専門家ではないから、間違えているかもしれませんので、暖かい目で見て下さいね。
また、コメント欄に間違いを指摘していただけたら、大変嬉しいです。
【メタバース】とは?

【メタバース】とは【仮想空間】の事です。
インターネット上に作られた世界で、そこに【アバター】という自分の分身みたいな物を使って、その世界に入ります。
【仮想空間】は現実の世界と同じような活動ができます。
現実世界と同じように常に時間が流れている世界で【アバター】を使って遊んだり、コミュニケーションを取ったりすることが出来ます。
コロナの流行により、オフィス変わりとして仕事でも使われるようになり、ますます注目されています
メタバースの語源は「超越(メタ)」と「宇宙(ユニバース)」を組み合わせた造語である。
元々は作家のニール・スティーブンソンが1992年に発表したサイバーパンク小説【スノウ・クラッシュ】に登場する架空の仮想空間サービスの名称だった。
その後、テクノロジーが進化して実際に様々な仮想空間が出来ると、それらの総称や仮想空間自体の名称として用いられるようになった。 *一部Wikipediaより抜粋
【メタバース】は最近出来たように思われますが、実は2003年頃からあるそうです。
先駆け的な【second life】は2006年に日本でも流行ったそうです。
私は全然知らなかった・・・((+_+))
【メタバース】と【VR】の違い

【メタバース】と【VR】って違うんですよ!知ってましたか?
【メタバース】と聞くとゴーグル付けてるイメージあるでしょう?
実は【メタバース】はゴーグル無しでも出来るのです。
では、【VR】とは何か?
【VR】とは「virtual reality」の略。表面的には現実ではないが本質的には現実という意味があります。
???
難しいですね。
嚙み砕いて言うと、ゴーグルをつける事で視界が360度塞がれて、より仮想空間に世界に没入できる感覚を得る事ができる物。
VRを通して得られるリアルな感覚が、あたかも現実かのように感じられるという事です。
【メタバース】は仮想空間そのもの。
【VR】は体験の為の手段・アイテムや技術の事を指します。
【メタバース】はアバターを使ってゲームやコミュニケーションをとります。
それをさらに、よりリアルにする為の物が【VR】だと考えて良いでしょう。
つまり、メタバースの世界では必ずしも【VR】は必要な訳ではないのです。
メタバースが活用される分野
では、実際にどのような活用ができるのか。
これは、もうあらゆる事で活用できますよね。
今現在世界中で最も活用されている分野は「ゲーム」です。
しかし、ビジネスでも幅広く活用できます。
さらには、コミュニケーションが容易になる事からSNS的な使い方も出来るでしょう。
とにかく期待値は物凄く高いのです。
日本にいるとまだまだ身近には感じない【メタバース】ですが、世界ではもう身近な存在になるつつあるのです。
特にゲームの分野ではもの凄い事になっているようですね。
このゲームの事は別の記事にしようと思っていますので、お楽しみに!
「ゲーム」についてはまた書くとして
今、メタバースを使ったビジネスは広がっています。
バーチャルオフィス

ビジネスでもっとも活用が進んでいるのが「virtual office」です。
2021年にMeta社(旧Facebook)が公開した【Horizon Workroom】が有名ですが、これは話しかけられている方向や距離が分かるそうです。
よりリアルな会話ができると話題になりました。
コロナの影響もあって、このvirtual officeを取り入れている企業が増えてきています。
バーチャルイベント

仮想空間内で行うイベントの事です。
コロナで当たり前になったオンラインイベント。
これを、もっと臨場感をアップして行う事ができるのが、バーチャルイベントです。
アメリカのゲーム会社が作った「フォートナイト」で米津玄師さんや星野源さんなどがライブを行った事を知ってる方も多いと思います。
アバターで会場に入り椅子に座って、ステージに登壇した人の話を聞いたり、ライブなどの音楽を楽しんだりできます。
オンラインでまるで、その場にいるかのような体験ができます。
また、イベントを主催する側も色々なリスクを極力下げられる為、様々な人が自由にイベントを開く事もできます。
日本の企業である株式会社クラスターが開発したアプリ「cluster」は自分で作った空間で自由にイベントを行う事ができるなど、色々な人が自由にパフォーマンスできる環境ができています。
私も最近遊んでいるのですが、結構面白いです。
自分の世界を作る事が出来るため、メタバースの世界を知る事ができます。
無料で出来るので、是非遊んでみて下さい。
「cluster (クラスター)」はスマートフォンやPC、VR機器など様々な環境からバーチャル空間に集って遊べるメタバー…
バーチャルショップ(Eコマース)

仮想空間上に出来た店舗です。リアルの店舗と同じように品物の購入ができます。
今現在主に購入するのは「アバター」の洋服やアイテムの購入が多いですね。
BurberryやBeamsなどがバーチャルショップを出した事でも有名になりました。
バーチャルショップではアバターで店舗内を自由に動き回る事が出来たり、アバター店員の接客を受けたりする事も出来ます。
また、商品情報を調べたりする事も可能です。
最近は三越伊勢丹がつくったバーチャルショップのアプリが人気があるようです。
私もアプリをダウンロードして遊んでみましたが、伊勢丹の店舗だけでは無くTOYOTAやVictorなどのショップもあり、それぞれの店舗で色々な体験ができる楽しいアプリでした。
バーチャルショップを体験したい方は「REV WORLDS」をダウンロードして遊んでみたら分かると思います。
仮想都市のコミュニケーションプラットフォーム・スマホアプリ「REV WORLDS(レヴワールズ)」。じぶんらしいアバター…
SNS
メタバース内ではチャット(メッセージ)や音声でのやり取りが可能です。
アバターを使う事により、リアルに近い形でコミュニケーションが他のユーザーととる事が出来ます。
実際にその人と近くで会話しているような感覚で楽しむ事ができます。
メタバースは従来のSNSとは違い、テキストベースではなく「アバター」同士で会話する為、どんなに離れた所に住んでいる人ともまるで近くにいるような感覚で交流する事ができます。
NFT
???となってませんか?
実はメタバースを説明する上で非常に重要になってくるのが、【NFT】です。
この【NFT】の技術がこれからのメタバースの世界をもっと身近な物にするのではないか?
と私は思っております。
【NFT】とは?
「Non-Fungible-Token」の略。日本語に訳すと「代替不可能なトークン」という意味になります。
これが凄いのですよ!
何が凄いのか?調べてみたんですが、内容が多すぎるので、詳しい内容は別の記事でUPしますので、お楽しみに!
ここでは簡単に説明します。
【メタバース】はデジタル空間なのは、誰でも分かっているとは思いますが、このデジタルに希少価値を付ける事が出来るようになったのです。
【NFT】登場前はデジタルデータはコピー・複製が出来る事で量産する事ができ、希少価値はありませんでした。そんなデジタルデータを唯一無二の価値をもたらす事が出来るようになったのです。
この技術を【ブロック・チェーン】と呼び仮想通貨などで使われています。
詳しくはまた別の記事でします。
つまりこの【NFT】でつくられたデジタルデータを売り買いする事が出来るようになったのです。
現在この【NFT】を使った「ゲーム」が世界中で爆発的人気になっており、ゲーム内の土地やアイテムを売ったり貸したりして生活している人がいる程です。
「The Sandbox」や「Axie infinity」が有名ですね。このゲームで手に入れたアイテムや制作したアイテムなどの【NFT】を売って稼ぐ事が可能になっています。
ベトナムなどの東南アジアでは1日中ゲームして生活している人が多くいるそうです。
また、1憶以上で取引された【NFT】もあるらしいですね。
自分でつくった【NFT】も、もちろん売れる為、今後はNFTクリエイターが増えてくるでしょうね。
今後のメタバースでの効果
メタバースで様々な事が出来るとお伝えしましたが、メタバースで今後どのような効果がもたらされるのか?気になりますよね。
メタバースを使う事でオンライン上のコミュニケーションがよりリアルに近づく、いやそれ以上になる可能性があります。
また、リアルでは体験できない事も【メタバース】では体験する事が出来ます。
様々な職業での活用も考えられます。
たとえば、住宅メーカーでは様々なモデルハウスを【メタバース】でお客様に体験して頂けます。しかもリアルでは中々見えない壁の中なで見せる事が可能です。
より具体的な提案をお客様にする事が可能になります。
遊園地も【メタバース】で作る事で世界中の人が自由に遊べる施設ができるのです。
従来のコミュニケーションツールよりも他社との共通の体験だでき、人との距離が短くなる事で新たな人間関係を構築する事が可能です。
まとめ
【メタバース】は今までSFの世界で描かれてきましたが、それが現実の元になってきており、世界中で開発が急速に進み、より身近な物になってきております。
ゲームやアート、音楽などのエンタメでの活用が注目されてきていますが、ビジネスでも実用が進んできています。
仮想通貨などの「投資」としてだけでは無く様々なビジネスシーンで活用していく事でしょう。